今回は2021年のグーグルアドセンス審査に落ちた原因と対処について解説していきます。
こんな声を聞きますが、確かに少しは厳しくなっている印象がありますが、基本的には抑えるべきポイントは変わっていません。
実際アドバイスした方で、今回解説するポイントをすべて反映した上で一発合格は4名。
基本的に「価値あるコンテンツ」と抽象的なイメージを持ってスタートされる方がいますが、文章以外に忘れてはいけないポイントがあるんです。
今回解説する内容で「あっ?」なんてことがあるかもしれません。
2021年のアドセンス審査に落ちた原因と対処としてご活用ください。
Contents
アドセンス審査に落ちやすい原因と対処
まず大前提として、Googleアドセンスの審査に関して「これ」という明確な答えは提示されていないわけです。
そうなるとGoogleの規約に則って、ブログを構築していく必要があります。
その上で、審査に落ちた原因として考えられる理由は大きく7つ。
- 記事数が少ない
- 文字数が少ない
- ジャンルが統一されていない
- コピペ・引用が多い
- アフィリエイトリンクを貼っている
- 画像やSNS挿入に問題がある
- プライバシーポリシーに違反したコンテンツ
それぞれの原因と対処方法についてご紹介していきます。
①記事数が少ない
基本的に「5記事未満では少ない」を基準にしましょう。
あくまで最低限です。
では、記事数が20、30と多ければ良いのかと言うとそうではありません。
記事数が多いということは、それだけ原因を突き止めにくくなりますし、ジャンルの方向性もブレる可能性があります。
2021年で実際に3記事で合格している事例もあるので、「少ない」の明確な基準は決まっていませんが、
3記事で申請→審査中も2日に1記事更新
で合格しているので、単純に”記事数が多ければ良い”わけではないということです。
②文字数が少ない
落ちる原因で考えれるのは文字数の少なさです。
基本的に最低でも1500文字以上を目安に記事を作るべきです。
例えば5記事中、
- 1500文字→2記事
- 800文字→1記事
- 500文字→2記事
であれば、まずは少ない文字数の記事を最優先で修正しましょう。
③ジャンルが統一されていない
ワードプレスで開設した際に、ブログの名前を設定しますよね?
ブログにはジャンルなりネタなり、方向性があると捉えられるわけです。
そうなると審査用の記事はひとつのジャンルに統一し、整合性を合わせることが大切になってきます。
例えば、
ブログ名が『釣り』に関連する名前なのに、
- 子育て
- ドラマ
- ニュース
- アニメ
- 釣り
このようにジャンルが統一されていないのも、審査に落ちる原因になります。
審査用の記事はジャンルを統一しましょう。
多くてもカテゴリーは2つまでが無難ですね。
④コピペ・引用が多い
アドセンス審査用の記事は「オリジナル文章で書こう」と聞いたことがあると思います。
当然他サイトの文章をコピペすれば、コピーコンテンツと捉えられます。
じゃ引用ならいいのか?
これも言ってしまえば、他サイトの文章を借りているわけです。
例えば、1000文字の記事で300文字が引用だったら?
30%はコピーコンテンツなわけです。
となると、審査用の記事は引用無しで100%オリジナル文章が望ましいわけです。
⑤アフィリエイトリンクを貼っている
これも多い原因ですね。
ブログを立ち上げたら収益化したくて、楽天やAmazonのアフィリエイトリンクを貼っているケースがあります。
100%落ちるわけではないですが、Google広告を掲載する審査に別のアフィリリンクが入ってたら?
そう考えれば、十分審査に引っかかる不安要素と考えられますよね。
審査もしくは再審査するなら、すべてのアフィリエイトリンクは外しましょう。
⑥画像やSNS挿入に問題がある
基本的にブログに貼る画像は「フリー画像」一択と考えましょう。
- 芸能人や著名人
- 露出の多い画像
- 企業情報やロゴ
- キャラクター
など、著作権に該当する要因は無くすべきです。
また、画像だけでなくTwitter・Instagram・YouTubeなど、SNS外部リンクも使わないのがベスト。
例え引用リンクを宛てても、結局は借りているコンテンツですよね?
審査に不利に働く可能性を潰すなら、余計な画像やSNS・外部リンクは入れないようにしましょう。
⑦プライバシーポリシーに違反したコンテンツ
Googleの規約にあるプライバシーポリシーに違反するコンテンツは当然合格できません。
代表的なもので言えば
酒・タバコ・ドラック・アダルト関連etc
がありますが、暴力的な表現やグロテスクな画像もNGです。
少し長い動画ですが、ポリシー違反に対する答えが提示されています。
イメージすべきは、「小学生が見ても問題ない」を基準にコンテンツ作成しましょう。
アドセンス審査前に確認しておくべき6つのポイント
- プライバシーポリシーの設置
- 運営者情報を記載する
- お問い合わせフォームの設置
- サーチコンソール・アナリティクスの設定
- サイトマップの作成と送信
- 記事のインデックス
これから審査に出す、もしくは一度審査に落ちた方が見直すべき6つのポイントを解説していきます。
プライバシーポリシーの設置
プライバシーポリシーが無いから100%落ちるわけではないと思いますが、無いよりあった方が良いわけです。
実際に審査に落ちたサイトは、高い確率で設置されていません。
そもそも、個人情報の扱いは年々厳しくなっています。
にも関わらず、「個人情報保護を掲載していないブログ」という時点で、Googleが広告を掲載して欲しいと思うか?
答えはNOですよね!
プライバシーポリシーの設置方法はこちら
運営者情報を記載する
運営者情報、いわゆるプロフィールですね。
どんな人物が運営しているのかが開示されている方が、信頼性に繋がります。
これも意外と見落としがちなので、設置を忘れていた人は要チェックです。
お問い合わせフォームを設置する
意外と忘れがちな設定の一つが「お問い合わせフォーム」の有無です。
一見関係無いように感じますが、訪れたユーザーがサイトの内で記事を読む。
感想だけでなく気付いたこと、質問したいと思った時に、運営者に対してコメントできる風通しの良さは重要なわけです。
プラグインの「ContactForm7」で簡単に設定できますので、下記動画を参照に設置しましょう。
サーチコンソールとアナリティクスの設定と連携
これは言うまでもありませんが、
- Google Search Console
- Google Analytics
は必ず設定し、審査に出すブログと連携させましょう。
Googleが推奨しているツールなわけですから、設定していないのはマイナスに働いても、プラスに働くことはありません。
また、このあとご説明する「サイトマップ」と「インデックス」にも直接関わることなので、必ず設定しましょう。
サイトマップの作成と送信
サイトマップとは、あなたのブログのガイド担当者とイメージしてください。
サイト内にどんな記事があって、どの記事が関連性が高いかを案内する人ですね。
プラグイン「XML Sitemaps」を使って作成できます。
投稿記事を全てインデックスさせる
インデックスは、サーチコンソールを使ってGoogleのクローラーロボットを呼ぶ作業です。
いわゆる、「投稿したから記事チェック来てね」とGoogleに催促する行為ですね。
立ち上げたばかりのブログはドメインパワーが弱いので、記事を「公開」しただけではGoogleが気付くまでに時間がかかるわけです。
これをやらずに審査に出せば、
「あれ?そもそもインデックスしてなくね?」
となるわけです。
審査する前にすべての記事を必ずインデックスさせましょう。
まとめ
2021年のグーグルアドセンス審査に落ちた原因と対処についてお伝えしました。
見ていただいた通り、抑えるべきポイントは2021年に入ってから新しく変わったわけではありません。
そもそも無料ブログでは審査に合格できないので、これからブログを作ってアドセンス審査するという方は、
の手順でご自身のブログを開設しましょう。